入居前清掃
韓国で引越し前編では“部屋の事前点検”について紹介しました。
新築アパートは工事終了後間もないので、資材くずやホコリが沢山残っていて清掃が必須の状態です。
後編はまず“入居前の清掃”の話をしようと思います。
清掃は事前点検と同様に自らする人と清掃業者に頼む人に分かれます。インターネットで検索してみると清掃業者がいっぱい出てきます。
私たちも業者依頼で入居4日前に来てもらいました。
当日は4人の作業員(リーダー的なおっちゃん+中国人パートのおばちゃんたち)で行われ、私と夫は邪魔になるので近くのカフェで待機しました。
清掃開始すると連絡が入り、2時間かけて隅から隅まで綺麗にしてもらいました。
さすが清掃道具もいろいろあって本格的でした!
ついに引越し
入居前の清掃まで終わればいよいよ入居です。あいにく義両親は都合が悪く来れなくなったので、ピンチヒッターで夫の叔父2人と叔父の奥さんが手伝いに来てくれました。
7:45 引越し業者到着、荷物運びだし開始
9:00 新居に引越し業者到着、運び入れ
10:00 家電・家具の配送到着、設置
12:00 昼食後、叔父たちと解散
14:00 立ち退いた部屋のエアコン撤去立ち合い
15:00 TV設置、インターネット開通立ち合い
16:00 カーテン業者到着、設置
16:30 引越し終了
車で10分距離の引越しだったので、3日前から毎日自分たちで運べる荷物は前もって運び入れていました。睡眠不足のまま当日を迎えたので引越した晩は気絶するかのようにベッドに倒れこみ😴
引越し業者に任せる荷物が減って節約になったけど、韓国あるあるの長~いハシゴを使えなかったので残念でした。
順調に進んでいた引越しですがトラブルが1つ発生しました。
この引越しは夫の1人世帯から私が加わり2人世帯になっての引越しのため、買い直した家電の配送も同日でした。
TVの配送業者がなぜか冷蔵庫を設置して帰ってしまい、設置されないままTVが置き去りにされる事態に。
この状況に珍しく夫が激怒(ふだんは温厚なのに)、業者を再び呼び出して設置してもらうイレギュラーが起きました。
このイレギュラーによって私が新居に1人残り、TV設置とインターネット開通の対応をすることになりました。(夫はエアコンの撤去に行ってしまった…)
心臓をバクバクさせて、「夫よ早く戻ってきてくれーーーー😭」とひたすら心で叫びながら業者の対応をしました。結局最後まで私1人でした..
何はともあれ無事に引越し完了です。
オプション作業
ここからは新築アパートに住むにあたり、追加で行ったことを紹介していきます。
1つはカビと汚れ対策としてシリコン施工をしました。
玄関とトイレがタイル張りのなのでシリコンジェルで溝を埋める作業です。
専門業者に依頼して入居前清掃の翌日に来てもらい2時間で終わりました。シリコンの色は選択が可能です。
施工前後で少し雰囲気が変わりました。住み始めて半年が過ぎましたが、まだカビが生えたことがないので効果はあるようです。
もう1つは、網戸の差し替えです。元々設置されていましたが、網目が大きく虫が入ってしまうので全ての網戸を替えました。
私たちはしなかったですが、玄関にガラス扉を追加で設置するのもよくあるオプションです。二重扉にして寒さ対策になるので人気だそうです。
また自分たちで行ったことですが、家の中が工事後独特のシンナー等の臭いで酷かったので臭い除去に役立つというスプレー剤を使いました。かなり臭いの染みつきがあり3ヶ月ほどし続けました。
そしてシャワーヘッドも定期的に交換しなければなりませんでした。汚れた水がしばらく出てくるので、シャワーヘッドとフィルターを数セット買ってきて1、2週間ごとに取り換えました。
このように自分たちが住みやすいように手を加えることもあれば、家を高く売るためにリモデリングをすることもあります。キッチンを主婦好みのデザインにすると高く売れやすいそうです。
おわりに
前編後編に分けて韓国新築アパートについてお話しましたが、いかがだったでしょうか?
一軒家が主流の日本とはまた違う文化で不思議な部分が多かったのではないでしょうか☺️
初めての韓国での引越しで私自身も驚きと発見がいっぱいでした。こうやって振り返ると、まだ韓国生活に慣れてもいないのに(当時はまだ同居段階でした)よく乗り切ったなあと感心します。
外国で新築に引越すこともなかなか出来ないので、大変だったけど有難い経験をしました。
今のところ予定はないですが、もしいつか引越しする機会ができたら次こそあの長~いハシゴで荷物を運び入れしてみたいです!
これからもいろんな経験をしながら成長していきたいと思います。
2部にわたり最後まで読んでいただきありがとうございました☺️