はじめに
以前に日韓両国での入籍方法についての紹介をしましたが、韓国で結婚生活をおくる場合、外国人配偶者は居住するための“結婚移民ビザ(F6ビザ)”が必要です。
このビザがなければ残念ながら、法的に夫婦であっても韓国に住むことができません。
またF6ビザは留学ビザなど他のビザよりも効力が強いまさにスーパービザ!なのです。その分、発給までの審査もかなり厳しめ。
今回はこのF6ビザについて話そうと思います。
申請から受理
私は、23年9月14日に申請し9月22日に受理しました。受取るまでもっと時間がかかると構えていましたが、結果的に9日での発給となりました。
書類の準備は余裕をもって提出日の3ヵ月前から行い、少しでも気になることは総領事館に問い合わせました。たぶん10回くらいしたと思います^^;
書類に不備があった時には再提出を求められる場合があるので、領事館に何度も足を運ばない為にもしっかり確認しておきましょう。
必要書類
さて書類についてですが、ここでは私が提出した必要書類を記します。
~日本人~
- ビザ申請書 ※作成例載せておきます
- 写真
- パスポート+パスポートのコピー
- 身分証+身分証の両面コピー
- 外国人配偶者の結婚背景陳述書 ※作成例載せておきます
- 戸籍謄本
- 意思疎通関連書類 ※私はTOPIK証明書にしました
- 犯罪経歴証明書
- 健康診断書
~韓国人~
- パスポートのコピー
- 身元保証書
- 外国人配偶者招待状
- 家族関係証明書(詳細)
- 基本証明書(詳細)
- 婚姻関係証明書(詳細)
- 住民登録謄本
- 信用情報照会書 ※住民番号がすべて見えていること
- 所得金額証明書
- 源泉徴収書
- 在職証明書
- 事業者登録証の写し
- 住居要件関連書類
- 犯罪経歴証明書
- 健康診断書
改めて見るとすごい量ですね。特に韓国人側が…
書類は“ビザ申請日の1ヵ月以内に発行されたもの”など指定があるので注意して準備しましょう。
犯罪経歴証明書と健康診断書については別記事で紹介します。
書類の記入例
“ビザ申請書”“外国人配偶者の結婚背景陳述書”の私が記入した例を載せておきます。
参考程度に見ていただければと思います。
※記入例によりご自身の手続きに支障が発生しても責任は負えませんのでご了承ください。※
ビザ申請書
外国人配偶者の結婚背景陳述書
おわりに
手続きをしながら、「やっぱり韓国って言ったもん勝ちの国だなぁ」と思ったエピソードがあります。以下、領事館の担当者との窓口でのやりとりです。
旦那さんの会社書類に不備があります。
修正して原本を再提出しに来てください~
原本スキャンしたコピーじゃだめですよね…涙
あ、それで大丈夫ですよ~~
(いいんかい!)
夫に再度韓国から郵送してもらうと時間がかかるのでダメ元で言ってみたんですがOKしてくれました。
みなさんもなんかこの臨機応変な対応、韓国で体験したことないですか?^^;
日本だと原本無いなんて即アウトな状況だと思うんですが、「こういうとこ韓国だ~」と思いました。また、準備をしながら入籍の書類集めなんて可愛いもんだったと痛感。
ビザが出来たらいよいよ韓国に入国です。入国後の手続きについてもまた紹介していきます!
みなさんのビザ申請が無事に進みますように。
少しでも記事が力になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございます☺️
※掲載した内容はあくまで私たちのケースです。領事館や配偶者の職種、住居などにより書類や対応も違いますので、詳細の問合せはご自身の該当地域の機関に確認をお願いします。